清水寺岡遺跡

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安芸市

清水ヶ岡中学校、市立清水ヶ岡体育館の一帯が清水寺岡遺跡である。清水ヶ岡中学校敷地内からは、昭和40年頃、校地造成後に数万年前の馬の上あごの骨や、、一万四千年も前の旧石器時代のサヌカイト製の尖頭器(狩猟用の石やり)一点、翼状剥片二点、弥生土器片等が採集され、高知県では数少ない旧石器時代関連遺跡として知られ、集落跡などの遺跡が所在することがうかがわれていた。昭和60年、市立清水ヶ岡体育館建設時に発掘調査が行われ、弥生時代中期から後期の竪穴住居址六棟、土壙、溝、ピット(柱穴)等の遺構が検出され、それらの遺構から弥生土器壺、甕、高杯、石包丁、石鏃、石錘、砥石、磨石、投弾、石器?片など約一万二千点余の遺物が出土し、弥生時代中期を中心とした広範囲な集落跡があった事が確認された。その住居址の一つから多量の石器?片(サヌカイト片約八千点余)、石鏃未成品が出土し、住居址内で石器を大量に制作していた事や、出土した石包丁から、遺跡周辺部で水稲作を営んでいたことが明らかとなった。
(看板引用)

清水寺岡遺跡

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