一斗俵沈下橋

高知の河川

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4、一斗俵橋・いっとひょうばし(四万十川で一番古い)

ここは、四万十川上流域この橋は流域の沈下橋では最古のもので、水中での工事は困難を極め、昭和十年(1935年)三月に漸く完成したが、喜びも束の間、その年の台風により中央部分の橋脚が流され、災害復旧工事となった。川の中央部分は岩盤が深く潜水夫を潜らせての工事も岩盤に届かず苦心の末、中央に橋脚のない工法を取り入れている。建設当時は、世界大恐慌の煽りを受けて農作物の価格は大暴落していたために、当時の松葉川村が、農家経済の一助になればと、国の補助を受けて取り組んだ事業であった。
 橋長61メートル、幅員2.5メートルの鉄筋コンクリート造り九連桁橋で、沈下橋の呼び名は、増水時には水面下に潜ることに由来する。この橋が架かるまでは、「城鼻の渡し」と呼ばれる渡し舟が対岸との交通手段として活躍していたので、
この橋も当時は「城鼻の沈下橋と呼ばれていた。
 景観と調和した姿が人々に親しまれており、平成12年(2000年)12月に国の登録有形文化財として認定されている。地域の生活道としての役割を担ってきたが、平成7年(1995年)12月四万十川源流大橋が完成してその役割を終わり今では子供たちの水遊びの場、地域住民の憩いの場として第二の役割を果たしている。(案内板 引用)

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