安芸国虎の墓

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安芸市

高知県指定史跡
安芸地方の豪族安芸国虎は、長宗我部元親との戦いに敗れ永禄12年(1569)浄貞寺で自刃する。この時、老臣2人も殉死したとされる。浄貞寺には安芸国虎の墓とされる高さ1.46mの宝塔がある。この宝塔は形式的にみて室町時代末のものとみられる。軸部に扉が刻され、笠部の高さは一般のものより高い。この塔の地下に埋葬施設があれば墓塔となり、過去に塔が移動されずに埋葬施設がなければ追善供養塔となる。国虎墓前の殉死した重臣の両墓は、方形状の身部に笠をのせるもので永禄12年の紀年銘もあるが、このような墓標は江戸中期以降に出現するものである。このゆえに、この両墓は江戸中期以降に造立された供養塔と考えられる。
(文化財書引用)

安芸国虎の墓

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