和霊神社

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高知市神田

祭神:宇和島伊達藩家老 山家清兵衛公頼
幕末の志士坂本龍馬四代前の先祖坂本八郎兵衛直益が宝暦十二年宇和島の和霊神社を坂本家の屋敷神として歓請、文久二年龍馬脱藩の際水杯で武運長久を祈願したと伝わる。昭和60年から事績を顕彰した龍馬脱藩祭りを行っている。

坂本龍馬飛騰の地
文久二年(1862)三月二十四日龍馬はこの地より運命の旅立ちをした。脱藩と言う、罪が係累にまで及ぶ恐れのある大罪を犯してまで龍馬を駆り立てたものは何だったのか。乙女姉さんから与えられたと伝えられる銘刀、肥前忠廣を腰に、たとえ野末でのたれ死のうとも信念を貫き通す覚悟で、この祖霊の地に立った。ただでさえ江戸時代の旅立ちは死の覚悟が必要だった。ましてや時代に回天の大技を仕掛けようという龍馬にとって、自分の生き死になどは運命の本流に放り投げて平気だった。おりから弥生の桜が七分咲きの、坂本家所領の小高い水谷山を黙然と登る龍馬の背にはひょうたんがあった。丘の上の祠には坂本家の先祖である明智左馬助の霊と、伊予宇和島城下に本社のある、われい明神を合わせ奉ってある。祠の中で祖霊と心ゆくまで語り、酒を呑んだ龍馬はまさにこの地で飛龍となった。
(碑文等引用)

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