土佐の山村民家

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南国市岡豊

この民家は清流、四万十川の源流部で愛媛県と境を接する山村東津野村から解体移築したものです。昔は古い材を転用して新しく家を建てることが多く、ここでもそのようなふるい材が使われています。規模は桁行6間(11m)、梁行3間半(6m)で、茶の間の裏に奥の間を2室持つ広間型系のまどりです。解体時には柱に墨書きされた「天保三年」(1832)の銘が発見されました。山村では、紙の原料である楮や三椏を栽培し、冬の間にそれらを蒸して皮を剥ぐ事が生業の一つとなっていました。この民家では、屋外の寒さを避け屋内で作業を行うために、クド(かまど)と、蒸桶を土間に設置しているのが特徴です。

(看板引用)

土佐の山村民家

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