琴ヶ浜の松原

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琴ヶ浜松原は、芸西村の海岸線一帯にかけての小高い海岸砂丘に広がる美しい松原で松林の姿が琴の形に、また、渚で引き波の中の砂の音が琴を奏でる音色にも似ているところから琴ヶ浜の名前が付いたといわれています。土佐藩林制史によれば藩政時代に野中兼山が土佐湾沿岸に防風や潮害防止を目的とした松の植林をはかり、浜松留林と呼ばれ藩当局の積極的な保護がされていました。古来、白砂青松の地と知られ、潮害防備保安林として昭和二十八年に高知県の名勝地となり、付近一帯は手結・住吉県立自然公園として指定されました。なお、琴ヶ浜松原は、昭和六十二年日本の松の緑を守る会より、二十一世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選の一つに選ばれています。

琴ヶ浜の松原

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