こつびょう石

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幡多郡三原村
この変った形の石の重さは約400キログラムあるという。昔、このむらに「こつびょう」という怪力の男が居て、下流の皆尾境まで流れていたのを担いできた。村の長老が「そんなもん、担いできてどうすりゃあ」というと「ああそうか」といいざま、その場へドスンとおろした。それ以後、誰もこの石を動かせる者はいなかったという。またこの上流に「こつびょう堰」とよぶ井堰があり、広い面積の水田をうるおしておる。昭和の終りにコンクリート堰に改修したが、急流に松の大木を胴木に特殊な工法で木材を組み込んだものであったが、川の対岸に渡した胴木を伐り出すとき、松材の末の方は村中で、根本はこつびょうが一人で担いだ、等数々の逸話がある。不遇な最後であったというが、その後この石に祈願すると脚腰の病気に御利益があるといわれ、この石をこつびょうさんとしてお祀りしている。
