洞珀水路

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高知県津野町白石
この水路は天正時代に津野家家臣として白石の名本を勤めた白石源介の子孫、白石与介が掘ったものである。中谷奥にある水源、四天神の滝下方を取水口として約1.5kmに渡って水路が引かれている。与介は取水口の東上方にある巨岩(見積もり岩)の上で幾日も水路のルートなどを見積もった後、単身、のみと槌で岩肌を堀り貫き、この地に水を引き入れ開墾の礎を築いた。この難工事は数十年に及び宝永五年(1708)にようやく完成したという。地元の人々はその偉業を称え、与介の法名をとって洞珀溝と名付けたこの溝を守り、洞珀を祭神として水元神社に祭っている。(看板引用)
