高知県の沈下橋(潜水橋)
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調査2011年7月現在109橋(高知県内全河川約89%調査済み)
※沈下橋名について:一つの沈下橋でも3〜4もの呼び名がある物もありますが、ここでは立て看板がある場合はその名を、無い場合は地域での呼び名で紹介しています。解らない場合は無名となっています。
※四万十川・吉野川は高知県内分のみの沈下橋を、カウントしています。又橋脚の無い沈下橋は、紹介していますがカウントはしていません。
高知県内沈下橋:河川別
E |
大森沈下橋 |
久喜沈下橋 |
中仁淀沈下橋 |
浅尾沈下橋 |
片岡沈下橋 |
名越屋沈下橋 |
22 |
久万秋 |
長野 |
一斗俵 |
清水 |
若井 |
向弘瀬 |
上宮 |
高樋 |
向山 |
里川 |
新谷 |
第一三島 |
第二三島 |
半家 |
中半家 |
長生 |
岩間 |
口屋内 |
勝間 |
高瀬 |
三里 |
佐田 |
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ようこそ、高知県の沈下橋へ。
沈下橋(ちんかばし)の概要
沈下橋・潜り橋・潜水橋・冠水橋等、各県によって呼び名が違います。ここ高知県ではほとんどの人が「沈下橋」と言えばこの写真の様な橋を連想することでしょう。しかし個人差があり、「この橋は沈下橋か否か」と言った時はっきりと断定できる人は少ないのではないでしょうか。
基本的には、@通常の水位で人・又は車が通行出来る。A雨などで水位がある一定上昇すると通行出来なくなる。B欄干が無い為、橋から転落する危険がある等。次に、沈下橋の利点としましては、設置工事費及び維持費が比較的安価と言う事で以前は全国的にもかなりあったと聞いています。
しかし最近では安全を重視する声が高まり、水位が上昇しても水没する事も無い様に、沈下橋から抜水橋へと後継されています。又予算の関係からか、既存の沈下橋に臨時措置としてガードレール等の転落防止が取り付けられている光景も見受けられます。
「沈下橋と私」
私(サイトオーナー)の実家の近くに現在も沈下橋が存在しています。しかも実家から(保育園・小学校・中学校)までの途中にある為、私が保育園の入園式に初めて沈下橋と出会って以来、中学校卒業式までの間休みの日以外は、ほぼ毎日渡っていました。今は亡き母親に手を引かれ保育園に行く時母から「この橋を渡る時は真ん中を渡りなさい」と言われた事をかすかに覚えています。又川が増水した時は、約1キロ程回り道をして通学していました。橋を渡っていて後ろから車が来た時、走って渡る姿はまさに、映画「スタンドバイミー」等、まだまだ沢山の思い出がありますが、私にとって沈下橋は今も昔もこの橋だけです。私の成長を見守ってくれた「おじいさん」の様な存在でもあります。当時私は、沈下橋と言う物はこの橋だけで、他に有るなんて夢にも思っていませんでした、まさに「井の中の蛙、大海を知らず」状態。この様に、それぞれ沈下橋一本々に様々な思い出が詰まっていると思うと、ファンタジーやロマンさえも感じます。その様な事を考えながら写真を撮って廻っています。